近視の進行抑制治療

以前より、小児期から思春期に、近視が進行し、眼鏡やコンタクトレンズを使用しなければ、はっきり見えなくなることが問題となっておりました。
当院では、近視の進行を抑制する「リジュセアミニ点眼液0.025%」の処方を始めました。
近視を治すものではなく、近視の進行を抑える可能性がある薬剤です。
36ヵ月(3年)の長期的な近視進行抑制効果が認められています。
対象者
対象者は、5~15歳までとなります。
16歳以上はご相談下さい。
使用方法
毎日1回、就寝前に、両眼1回ずつ点眼します。
1回使い切りタイプの点眼瓶ですが、一度に両眼に使用することが出来ます。
点眼後、まぶしく感じる事がありますので、就寝前(寝る前)にさして下さい。
薬の作用機序
網膜または強膜に存在するムスカリン受容体の活性化を阻害し、眼球の前後の長さが伸びるのを抑えることにより、近視の進行を抑制します。
主な副作用
主な副作用は、まぶしさ(9%)となっております。
費用
健康保険、小児医療証、医療券が使用できない、自費診療になります。
患者さんの都合や点眼による諸症状(まぶしい、点眼時の不快感など)などでの中止の場合は、返金は出来ません。医師の判断による中止の場合は個別に対応致します。
初回処方時
診察・検査費用(3,040円)+リジュセアミニ点眼1ヶ月分(4,380円)=7,420円
2回目以降処方時
診察・検査費用(3,040円)+リジュセアミニ点眼3ヶ月分(13,140円)=16,180円
※価格はすべて税込価格になります。費用は記載時(令和7年7月)の価格です。状況により変わることがあります。来院時にお尋ね下さい。
治療の流れ
1.初回診察
診察します。2.1週間後診察
リジュセアミニ点眼を
1ヶ月分処方します。3.1ヶ月後診察
診察いたします。
リジュセアミニ点眼を
3ヶ月分処方します。
4.3ヶ月後診察
診察いたします。
リジュセアミニ点眼を
3ヶ月分処方します。
次の診察は3ヶ月後です。